タグ付けされたすべての記事 都市計画
5 投稿

NDSMツアー&トーク

エヴァのところにはNDSM造船所に関しての講義やツアーの依頼がよくあります。それは国内外より放置されていた造船所を文化的なホットスポットに変化させたことにたくさんの人が注目しているからです。学者から文化人まで、多くの人がエヴァの関わったNDSM造船所改造計画をもっともユニークなものの一つとたたえています。チャレンジ精神から計画の規模の大きさ、「骨組みとしての都市」モデルまで、彼女の「インポッシブルだけど完全に無理ではない」というモットーのもと全てを実現できたのです。…

「骨組みとしての都市」

「骨組としての都市」とは(The City As A Framework) は利用者の意見を基にした都市開発モデルを指します。(ここで使われる「骨組み」とは建物や。船体の基礎構造。)骨組の中で利用者は責任を持ってそれぞれの環境作り出し、ビジネスを展開し、それによって活気のある街を作り上げて行く事が目的です。この構想の目的はそうした骨組の中に活気のある街を作り出す事にあります。街で、人々はその生活環境に自発的に協賛し、自信の才能を展開させビジネスへと活かします。この「骨組としての都市」対策はエバを奮起させました。エバは新たな形の土地開発のためアムステル当局での働きかけに奔走するのです。彼女は、地域への部外者参入を促進し、彼らに自発性を付与することで、その地域をより彩り豊かで多様な空間へとすることを目指しました。「骨組みとしての都市」の街のイメージはNDSM造船所とHeesterveldでのエバの活動に見て取れます。 「骨組としての都市」の考え方によればその場所の利用者は受動的な消費者とは捉えず、むしろ地域発展や自宅、近隣環境などの分野の管理においても。能動的な仲間達として捉えられます。複数の仲間との協力的な取り組みは斬新で、個々のスポンサーと業者が都市開発に従事する古典的なやり方を一掃しました。これにより、仕事や住居空間を利用する全ての人々の様々な要求に対し、同じ利用者が即対処する事が可能です。「骨組み」とは広範囲に捉えた概念であり、建築構造の枠組みのみならず、公共事業の流通、療養施設の設置、周辺地域の管理など様々な意味を持ちます。既に各建物ごとの運営組合を立ち上げました。 実存する建築物の重要性を見いだす事から始まったこの計画は、時を経て、「改変」がいかに重要であるかを再認識させられる事となりました。従来の都市開発は、マニュアル通りの対策に従って対処していたものですが、「骨組みとしての都市」の方針では今必要としている事柄を優先的に決してスピーディではありませんが対処していきます。それにより建物自体の価値も上がっていきました。 「骨組みとしての都市」はアイ湾沿岸工業建築組合でまとまったアムステルダムにある数棟の建物でも実施されています。旧造船所や倉庫跡地の建造物は時には再利用には不向きな場合もあるのが現状です。しかし、殆どがゼロの状態から芸術家、技術者、企業家などの協力の下でそれぞれの活動拠点を作り上げ。成功して行く例も多々あります。現在は芸術、デザイン、音楽、映画、建築。。。その他多様な創造性を磨き上げる舞台となり、そのような情報を生み出す発信地となっています。 その中でもNDSM埠頭に位置するエバの「アートシティ」が最も有名であるのは言うまでもありません。もちろん、企画、開発、財政面に至るまで全てを利用者の手で作り上げていきました。…